【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(2月28日記）

　日経平均株価は、昨晩の225先物が堅調に推移したことで、寄り付き値が一段高となる公算です。

　この動きが勢いの強い上昇の流れの途中である可能性を示すため、強気の見方が正しければ、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、大陽線をつける展開になると考えられます。

　目先の上げ余地が十分にあるなら、本日は上げ幅の大きな動きになる可能性の大きな場面だと言えます。

　一方で、本日の価格が上値重く推移するなら、上げなければいけない日に上値を抑えられる動きが、現状での上値の重さを明確に示します。

本日は、上げないことが弱さを示すので、下降を開始する場合、そのまま下げが勢いづく展開が考えられます。

本日は、上下どちらへ向かう場合でも、振れ幅が大きくなる可能性があります。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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