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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 英和、アカツキ、ギフト (14日大引け後 発表分)

英和 <日足> 「株探」多機能チャートより

 14日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 英和 <9857> [東証2]  ★今期経常最高益予想を21%上乗せ、配当も6円増額
 ◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→14.5億円に20.8%上方修正。増益率が2.8%増→24.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。活発な設備投資需要を背景に、工業用計測制御機器や産業機械の販売が堅調に推移するなか、高付加価値品の営業強化が奏功し、採算が上向くことが利益を押し上げる。
  業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→32円(前期は26円)に増額修正した。

 アカツキ <3932>   ★非開示だった今期経常は23%増で7期連続最高益更新へ
 ◆非開示だった19年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比23.2%増の129億円に拡大し、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。スマートフォン向けゲームで主力タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の課金収入が伸びるうえ、昨年12月にリリースした「ロマンシング サガ リ・ユ ニバース」の人気化も収益を押し上げる。

 エスユーエス <6554> [東証M]  ★上期経常を一転23%増益に上方修正
 ◆19年9月期上期(18年10月-19年3月)の連結経常利益を従来予想の2億円→3億円に48.1%上方修正。従来の16.6%減益予想から一転して23.5%増益見通しとなった。技術者派遣で高付加価値な業務への配属が進み、単価が上昇したことが寄与。採用の遅れで人件費を中心に販管費が想定を下回ることも上振れの要因となる。

 ギフト <9279> [東証M]  ★11-1月期(1Q)経常は3億円で着地、今期配当を5円増額
 ◆19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は3億円で着地。主力ブランド「横浜家系」などラーメン店の直営店とプロデュース店の積極出店を継続した。採算面では製麺工場を含めた会社トータルでのコスト削減を進めた。
  上期計画の4.4億円に対する進捗率は67.9%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、上場記念配当を実施する形で、期末一括配当を従来計画の20円→25円(前期は18円)に増額修正した。

 三井ハイテク <6966>   ★前期経常が上振れ着地・今期は10%増益へ
 ◆19年1月期の連結経常利益は前の期比56.0%減の8.1億円に落ち込んだが、従来予想の6億円を上回って着地。続く20年1月期は前期比10.2%増の9億円に回復する見通しとなった。前期は全社を挙げて原価低減を進めたことが上振れの主因。今期は自動車電動化ニーズの高まりを背景に、車載用モーター部材などの受注拡大を見込む。
  併せて、発行済み株式数の1.06%にあたる40万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。

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