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【市況】NY株式:NYダウ216ドル高、ハイテク株を選好

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

米国株式相場は上昇。ダウ平均は216.84ドル高の25962.51、ナスダックは109.99ポイント高の7838.96で取引を終了した。朝方は売りが先行したものの、昨日のFOMC発表を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まったほか、ハイテク株に買いが広がり、堅調推移となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で銀行や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は、DRAM半導体需要の減速に対応するため生産及び設備投資の削減を発表し大幅上昇。食品のコナグラ・ブランズ(CAG)は、決算内容が予想を上振れ急騰。レストラン運営のダーデンレストランツ(DRI)や携帯端末のアップル(AAPL)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け上昇。本日、新規株式上場したジーンズ・メーカーのリーバイ・ストラウス(LEVI)は公募価格を30%以上上回る好調な出だしとなった。一方で、医薬品のバイオジェン(BIIB)は、日本の同業エーザイと開発中のアルツハイマー治療薬の試験を打ち切り急落した。

マーケット終了後にスポーツ用品のナイキ(NKE)が発表した12-2月期決算は、売上高は予想に一致し、一株利益は上振れたものの、北米売上高が予想を下振れた。時間外取引で下落して推移している。







Horiko Capital Management LLC

《FA》

 提供:フィスコ

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