【市況】１１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１４ドル安と小反落

　１１日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１４．１１ドル安の２万６１４３．０５ドルと小反落した。

　１２日から本格化する決算発表を前に様子見姿勢が強まった。アナリストの目標株価引き下げで医療保険のユナイテッドヘルス・グループが下落したほか、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやジョンソン＆ジョンソンも値を下げるなどヘルスケア株が安い。パナソニックと共同で進めるＥＶ向け車載用電池の投資凍結が伝わったテスラも下落した。アップルやフェイスブックも軟調。半面、ボーイングやウォルマート、キャタピラーが値を上げ、マイクロソフト、ネットフリックスもしっかり。

　ナスダック総合株価指数は、同１６．８８５ポイント安の７９４７．３５９と反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が７億５１９万株、ナスダック市場は１９億６４８７万株となった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）