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【材料】<動意株・15日>(前引け)=アクトコール、ダイト、イワキ

アクトコール <日足> 「株探」多機能チャートより
 アクトコール<6064>=ストップ高。同社が前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(18年12月~19年2月)連結決算が、売上高10億8500万円(前年同期比7.1%増)、営業利益1億6500万円(同82.5倍)、最終利益1億1200万円(同4600万円の赤字)となり、最終損益が黒字転換したことが好感されている。主力の緊急駆けつけなどサービスで、新規導入企業の開拓や既存企業へのフォローなどに注力したことが寄与したほか、家賃収納代行サービスで不動産会社向けアプローチを積極化したことが奏功した。更に、不動産開発事業及び不動産フランチャイズ事業から撤退したことも利益押し上げに貢献した。

 ダイト<4577>=ストップ高まで買われ、年初来高値更新。同社は12日取引終了後に、19年5月期第3四半期累計(18年6月~19年2月)の連結決算を発表。営業利益は36億6500万円(前年同期比15.1%増)となり、通期計画43億円に対する進捗率は85.2%に達した。売上高は304億100万円(同2.6%増)で着地。血圧降下剤原薬や消炎鎮痛剤原薬などジェネリック医薬品向け原薬の販売が増加したことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 イワキ<8095>=急騰。同社は医薬品商社で化学品や食料原料なども取り扱っている。12日取引終了後、19年11月期の第1四半期(18年12月~19年2月)連結決算を発表。売上高は147億5500万円(前年同期比8.9%増)と増収を確保し、営業利益は5億600万円(同6.3倍)、最終利益は3億4900万円(同7.6倍)と大幅な伸びを示した。これを好感する買いを呼び込んでいる。医薬・FC事業における基礎的医薬品の増益効果が、昨年度は第2四半期から寄与し始めたことに対して、今年度は期初から貢献した。また、その他事業の利益も好調に推移し全体業績を押し上げる格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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