【市況】概況からBRICsを知ろう～上海総合指数は0.63％高で反発、3日ぶり高値水準切り上げ

【ブラジル】休場

【ロシア】MICEX指数　2563.90　+0.12%
19日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比3.10ポイント高（+0.12%）の2563.90で取引を終了した。2560.73から2566.88まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。米国がロシアに対して経済制裁を追加しないとの観測が支援材料。また、中国市場などの上昇も買い安心感を与えた。一方、米国など多くの海外市場がフッドフライデーで休場となったため、ロシア市場も積極的な買いは手控えられた。

【インド】休場

【中国本土】上海総合指数　3270.80　+0.63％
19日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.60ポイント高（+0.63％）の3270.80ポイントと反発した。3日ぶりに高値水準を切り上げている。

前場に売られたものの、後場にかけて買い戻しの動きが活発化した。業種別では家電、石炭、自動二輪、金融セクターなどが高い。立覇（603519/SH)が9.9％高、永泰能源（600157/SH）が9.8％高、力帆実業集団（601777/SH）が9.9％高、中国人寿保険（601628/SH）が4.2％高となっている。半面、飛行機製造、セメント、農業セクターが安い。

《NH》

　提供：フィスコ