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【経済】イラン産原油輸入禁止措置、影響について慎重な見極めが必要か


 22日のNY原油先物は大幅高となった。米政府は、イラン産原油の禁輸措置について、「日本を含む8カ国・地域に対する適用除外措置を更新しない」ことを決定したことが買い材料となった。報道によると、ポンペオ米国務長官は「米政府はイランの原油輸出をゼロにすることを目標としている」と述べた。適用除外措置の撤廃後にイランから原油を輸入すれば米国の制裁措置の対象となるもようだ。

 イラン産原油の禁輸措置を受けて今月26日にワシントン予定されている日米首脳会談の場で、米国側はこの問題について日本側に説明するとみられる。日本側では禁輸措置を以前から想定していることから、現時点で原油供給面での強い不安は生じていないようだ。ただし、原油高は長期化する可能性があるため、製造業や景気全般、株価への影響が警戒されている。

《MK》

 提供:フィスコ

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