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【材料】ジェイテック---19年3月期増収・大幅な増益、主力の技術職知財リース事業が順調に推移

ジェイテック <日足> 「株探」多機能チャートより

ジェイテック<2479>は10日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.3%増の31.25億円、営業利益が同102.6%増の1.56億円、経常利益が同105.1%増の1.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同170.6%増の0.91億円となった。

主力事業である技術職知財リース事業は、前年度に引き続き、自動運転技術を備えた自動車の開発や、IoT関連分野の開発に伴う制御系ソフトウエア開発のテクノロジスト需要が旺盛だった。また、営業施策の強化や、テクノロジストの高付加価値業務への配属を推し進めたこと等により、契約単価は前年同期を上回った。一方で、技術系人材の獲得競争は熾烈を極めており、計画通りのテクノロジスト確保は厳しく、人材不足により顧客ニーズに対応しきれない状況にあった。費用面においては、全社を挙げた業務効率化を推し進めつつ、人材獲得や社内インフラの強化を行い、全体として販売費及び一般管理費は増加した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.5%増の34.85億円、営業利益が同22.3%減の1.22億円、経常利益が同22.6%減の1.21億円、親会社株主に帰属する当期利益が同28.7%減の0.65億円を見込んでいる。

《MH》

 提供:フィスコ

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