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【市況】25日線水準の攻防か/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]

先週末14日は米NYダウが17.16ドル安の26089.61、ナスダック総合指数が40.47pt安の7796.66、シカゴ日経225先物が大阪日中比50円安の20980円。本日の日経平均は緩やかに下降する25日移動平均線レベルでの攻防が予想される。5日線が上昇して短期的な買い意欲の強さを示す一方で、株価は75日線や200日線の下に位置して大方の投資家の含み損状態を示唆しており、戻り売りが株価上昇を阻みそうだ。日足の一目均衡表では、転換線と基準線が横ばいのため、日経平均の方向感は定まりにくいだろう。本日終値が5月13日終値21191.28円を上回れば、遅行線が強気シグナル発生をスタートする。雲上限と下限が交差する変化日を週半ばに控えているだけに、遅行線による強気シグナル発生が地合い好転への布石となる可能性がある。ボリンジャーバンドでは、-2σから+2σまでの各線が中心線に集まる5本線収束が進行しており、材料次第で上下どちらにも値が振れやすい地合いとなっている点に留意したい。

[予想レンジ]上限21250円-下限20950円
《CS》

 提供:フィスコ

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