市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時1ドル108円20銭台に軟化、ブレグジットの先行きに不透明感

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円47銭前後と前週末の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円45銭前後と前日に比べ20銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された9月の米景気先行指標総合指数が前月比0.1%低下と、市場予想(0.1%上昇)に反して低下したことなどが影響した。

 注目された19日の英議会は英国と欧州連合(EU)が合意した新離脱案の採決を先送りしたため、英国のEU離脱(ブレグジット)を巡る不透明感が浮上。この日の早朝取引では円が英ポンドやユーロに対して上昇し、つれてドル円相場も108円20銭台に軟化する場面があった。その後は下げ渋る動きとなっているが、飛び石連休の谷間とあって戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1160ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円06銭前後と同20銭強のユーロ高・円安となっている。


出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均