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【市況】東京株式(前引け)=小反落、主力株に利益確定売り

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前営業日比8円34銭安の2万2540円56銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は5億8677万株、売買代金概算は1兆582億1000万円。値上がり銘柄数は1121、対して値下がり銘柄数は915、変わらずは117銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、朝方は買い優勢で始まったものの上値が重く、日経平均は利益確定売りと空売りの買い戻しが交錯して方向感の定まらない不安定な動きを示した。英国EU離脱問題を巡る不透明感が買い手控えムードにつながったほか、ここ上値追いを続けていた主力の半導体関連株などに利益確定の売りが出て、全体相場を押し下げた。中小型の個別株物色は旺盛で、値上がり銘柄数は値下がりを200ほど上回っているが、時価総額の大きい主力銘柄には安いものが多く、売買代金上位7銘柄はすべて値下がりとなった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が安く、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>も値を下げた。任天堂<7974>、ソニー<6758>なども下落。キャリアインデックス<6538>が急反落、丸和運輸機関<9090>も大幅安となった。半面、JT<2914>がしっかり、SMC<6273>、ダイキン工業<6367>も買い優勢。日本アジア投資<8518>が値を飛ばした。日本システムウエア<9739>が急伸、インソース<6200>も大幅高。コロプラ<3668>も物色人気となった。

出所:MINKABU PRESS

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