【市況】13日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は128ドル安と反落
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
中国湖北省が新型肺炎に関する判断方法を見直し、感染者数が前日から急増したことを受け、市場には警戒感が再度強まった。リスク回避の売りが先行し、NYダウは一時前日に比べ200ドルを超す下落となった。中国向け比率が高いスリーエムや化学のダウが安く、決算説明会で新型肺炎の感染拡大で1~3月期の業績に影響が出る可能性に言及したアリババ・グループが値を下げた。アップルやファイザーが下落し、シスコシステムズが売られた。半面、ウォルマートやプロクター&ギャンブル、アメリカン・エキスプレスが値を上げた。
ナスダック総合株価指数は、同13.994ポイント安の9711.968と4日ぶり反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億1664万株、ナスダック市場は22億4758万株となった。
出所:MINKABU PRESS