国際石開帝石 <日足> 「株探」多機能チャートより
国際石油開発帝石<
1605>、石油資源開発<
1662>、JXTGホールディングス<
5020>など資源開発関連や石油元売り関連銘柄が軒並みウリ気配で始まった。更に原油市況動向に連動させたETNであるNEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN<
2038>も前日のストップ安に続く大幅安となっている。ここ原油市況が連日波乱安の展開をみせている。前日のWTI原油先物価格は終値ベースで10ドル超の暴落となり、1バレル=31ドル13セントまで水準を切り下げた。OPECとロシアなど非加盟産油国との協調減産交渉が決裂し、サウジアラビアが増産に転じたことで、一気に供給過剰への懸念が膨らんだもので、直近2営業日でWTIは15ドル近い記録的な下げとなっている。これを受けて、前日の米国株市場ではシェブロンが15%超の下げ、エクソンモービルも12%超の下げとエネルギー関連株が急落しており、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形となっている。
出所:
MINKABU PRESS