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【特集】ブリッジ Research Memo(5):地方にいる優秀な人材を活用できるビジネスモデル

ブリッジ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ブリッジインターナショナル<7039>の強み

インサイドセールスアウトソーシングは、本社を含む5つのエリア(東京、大阪、沼津、松山、福岡)にいる社員が実施しているため、地方にいる優秀な人材を活用できることが、ビジネスモデルの強みである。このほか、徳島※にも事業所を構えている。こうした日本全国に点在する人材を駆使しながら、「リソースの提供」であるインサイドセールスアウトソーシング、「仕組みの提供」であるインサイドセールスコンサルティング、「道具の提供」としてのITツールといった、インサイドセールスにおける一気通貫したサービスを提供できるのである。また、クライアント企業に対して専任制を採用していることによる顧客リテンション効果(既存顧客との関係を維持していくためのマーケティング活動)を生み出すビジネスモデルとなっている。さらに、グローバルIT企業や国内大手IT企業による強固な顧客基盤を保有しており、これらを強みとしていることで、法人向けアウトバウンド市場ではシェアトップクラスにあるとともに、インサイドセールス市場において先行者的ポジションに位置している。

※徳島はサテライトオフィス。


また、独自開発したAIエンジンを使ったサービス提供では、インサイドセールスの日々の活動によって生成される顧客属性データ、会話分類データ、通話音声といった顧客との音声会話情報やデータを活用し、より品質の高い業務の実現を支援するサービスを展開しており、インサイドセールスの業務フローに合わせ、インサイドセールスに関わる全ての管理者とスタッフの業務を強力にサポートできる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)

《ST》

 提供:フィスコ

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