【材料】ファストリが6日続伸、20年8月期業績及び配当予想を下方修正も想定内との見方
ファストリ <日足> 「株探」多機能チャートより
3月の実績に加えて、4月、5月は引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により大幅減収が見込まれ、6月以降に事業活動が徐々に正常化する仮定のもとに算出したという。また、業績予想の下方修正に伴い、中間・期末配当予想を各250円から各240円に引き下げ、年間配当を500円から480円にするとあわせて発表している。
なお、第2四半期累計(19年9月~20年2月)決算は、売上高1兆2085億円(前年同期比4.7%減)、営業利益1367億3600万円(同20.9%減)、純利益1004億5900万円(同11.9%減)だった。
同時に、3月度の国内ユニクロ事業の売上速報を発表しており、既存店及びEコマース売上高は前年同月比27.8%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。新型コロナウイルス感染症の影響により、客数が同32.4%減と大幅に減少したことが響いた。
出所:MINKABU PRESS