【市況】２４日の株式相場見通し＝売り優勢、米株伸び悩み市場心理冷やす

　２４日の東京株式市場は、売り優勢の展開で日経平均株価は反落となりそうだ。前日の米国株市場ではＮＹダウが一時４００ドルを超える上昇をみせたもののその後伸び悩み小幅高で着地、ナスダック総合指数はわずかながらマイナス圏で着地した。原油市況は大幅に上昇したものの、きょうは週末要因も加わり投資家心理は盛り上がりにくい。新型コロナの影響を警戒するムードが強いなか、日経平均は１万９０００円台前半で売り物をこなす動きが想定される。

　２３日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比３９ドル４４セント高の２万３５１５ドル２６セントと小幅続伸。ナスダック総合株価指数は、同０．６２６ポイント安の８４９４．７５３だった。

　日程面では、３月の全国ＣＰＩ、３月の全国百貨店売上高、３月の企業向けサービス価格指数など。海外では３月の米耐久財受注額、４月の米消費者信頼感指数確報値（ミシガン大学調査）、４月の独Ｉｆｏ企業景況感指数など。

出所：MINKABU PRESS