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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):LIFULL、コロプラ、JMDC

LIFULL <日足> 「株探」多機能チャートより
■LIFULL <2120>  424円  +67 円 (+18.8%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 14日に決算を発表。「上期税引き前が49%増益で着地・1-3月期も75倍増益」が好感された。
 LIFULL <2120> が5月14日大引け後(17:10)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の連結税引き前利益は前年同期比48.5%増の22.8億円に拡大した。
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■コロプラ <3668>  1,076円  +150 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率4位
 コロプラ<3668>がストップ高。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(19年10月~20年3月)連結決算が、売上高223億5400万円(前年同期比13.9%増)、営業利益74億2200万円(同15.1倍)、最終利益52億9600万円(前年同期6800万円の赤字)と大幅増益となったことが好感された。他社IPタイトルの「ドラゴンクエストウォーク」(企画・制作スクウェア・エニックス)が引き続き堅調に推移したことが牽引した。また、自社IPタイトルで、主力タイトル「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」や「アリス・ギア・アイギス」が周年記念イベントを開催するなどした結果、好調に推移したことも寄与した。なお、20年9月期通期業績予想は、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるとして非開示としている。

■JMDC <4483>  6,610円  +880 円 (+15.4%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期税引き前は15%増で6期連続最高益更新へ」が好感された。
 JMDC <4483> [東証M] が5月14日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結税引き前利益は前の期比54.5%増の21.7億円に拡大し、従来予想の18.8億円を上回って着地。21年3月期も前期比14.8%増の25億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
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■RSテクノ <3445>  3,275円  +362 円 (+12.4%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 RS Technologies<3445>は急反騰し、一時前日比14.1%高の3325円に買われた。14日取引終了後に第1四半期(1~3月期)決算を発表。売上高61億8200万円(前年同期比2.0%減)、営業利益11億7300万円(同17.1%減)と減収営業減益だったものの、上期計画に対する営業利益の進捗率が84%と高進捗率だったことを評価した買いが入った。ウエハー再生事業は旺盛な需要を背景に、生産能力増強も寄与し増収増益を確保したものの、景気減速の影響を受けたプライムウエハー事業の売り上げ減少が響いた。なお、20年12月期業績見通しは、売上高227億円(前期比7.4%減)、営業利益32億円(同32.2%減)、純利益24億円(同20.9%減)の従来予想を据え置いている。

■MCJ <6670>  828円  +84 円 (+11.3%)  本日終値
 MCJ<6670>は急伸し一時、前日比12.2%高の835円に買われた。14日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高1537億3400万円(前の期比12.0%増)、営業利益137億600万円(同41.5%増)、純利益75億2700万円(同13.1%増)と大幅増益となり、営業利益は4期連続で最高益を更新したことが好感された。第3四半期における台風19号の影響や第4四半期における新型コロナウイルス感染症の影響にも関わらず、国内パソコン関連事業が好調に推移したことが牽引した。なお、21年3月期業績予想は、現時点で合理的に算定することが困難であるとして未定としている。

■イー・ギャランティ <8771>  2,128円  +215 円 (+11.2%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 14日に決算を発表。「今期経常は9%増で17期連続最高益、前期配当を1円増額・今期も14円継続へ」が好感された。
 イー・ギャランティ <8771> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比7.8%増の27.5億円になり、21年3月期も前期比9.1%増の30億円に伸びを見込み、17期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。19期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を13円→14円(前の期は13円)に増額し、今期も14円を継続する方針とした。
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■アーク <7873>  96円  +9 円 (+10.3%)  本日終値
 アーク<7873>は急反騰し、年初来高値を更新。14日取引終了後、三井化学<4183>が同社を株式交換によって完全子会社化すると発表。8月1日付で同社株1株に対し、三井化学株を0.0511株を割り当てるという。アークの14日終値87円から算出した理論価格は98.9円となり、きょうはこれにサヤ寄せする形で株価を切り上げた。なお、同社株は7月30日付で上場廃止となる予定だ。

■富士ソフト <9749>  4,370円  +375 円 (+9.4%)  本日終値
 14日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は14%増益で着地」が好感された。
 富士ソフト <9749> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比14.0%増の45.5億円に伸び、1-6月期(上期)計画の68.5億円に対する進捗率は66.5%に達し、5年平均の55.7%も上回った。
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■第一精工 <6640>  2,395円  +199 円 (+9.1%)  本日終値
 第一精工<6640>は急反発し一時、前日比312円(14.2%)高の2508円に買われた。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高127億2100万円(前年同期比6.6%増)、営業利益2億9100万円(前年同期5億5700万円の赤字)、最終利益4億5200万円(同6億600万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したことが好感された。主力の高周波・高速伝送特性に優れたコネクタが好調に推移した。また、細線同軸コネクタが、Windows7サポート終了に伴うパソコンの更新需要が継続していることや、リモートワークの普及でノートパソコンの需給が逼迫したことにより伸長したことも寄与した。なお、20年12月期決算は、売上高575億円(前期比6.4%増)、営業利益24億円(同59.4%増)、最終利益16億円(同72.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■平田機工 <6258>  5,560円  +460 円 (+9.0%)  本日終値
 平田機工<6258>が反発し、大幅高となった。同社は14日取引終了後に、20年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比56.2%減の27億3600万円となったが、従来予想の21億円から上振れて着地したことが好感されたようだ。売上高は同15.1%減の656億1200万円(従来予想は620億円)となった。一部子会社の売上高が想定を上回ったほか、原価低減活動や採算性の高い案件の増加などが主な押し上げ要因だとしている。なお、21年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大の影響が見極めにくいとして未定としている。

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