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【通貨】外為サマリー:一時1ドル108円80銭台に上昇、買い一巡後は伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円70銭前後と前日の午後5時時点に比べ90銭強のドル高・円安となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円68銭前後と前日に比べて1円10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。経済活動の再開が世界的に広がるなか、景気底入れ期待を背景にリスク資産を選好する動きが活発化。欧米株式相場の上昇が追い風となるかたちで、一時108円77銭と約2カ月ぶりの水準をつけた。

 東京市場に移ってからは、NY市場で急ピッチに値を上げた反動から朝方には108円58銭まで押される場面があった。その後、午前9時00分過ぎには日経平均株価の大幅高を手掛かりに108円85銭まで上昇したものの、買い一巡後は中国の5月財新サービス部門購買担当者景気指数(PMI)の発表などを控えて伸び悩む動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1193ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円67銭前後と同1円70銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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