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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 USMH、ハニーズHD、ダイコー通産 (7日大引け後 発表分)

USMH <日足> 「株探」多機能チャートより

 7日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 USMH <3222>   ★3-5月期(1Q)経常は5倍増益で着地
 ◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の79.3億円に急拡大して着地。外出自粛要請や臨時休校、在宅ワークの増加に伴う巣ごもり消費需要を背景に、10.5%の大幅増収を達成したことが寄与。セルフレジ導入や作業標準化といった生産性向上、人員配置の見直しなどで販管費率が低下したことも大幅増益につながった。
  第1四半期実績だけで、通期計画の102億円に対する進捗率は77.8%に達しており、業績上振れが期待される。

 ハニーズHD <2792>   ★今期経常は68%増益へ
 ◆20年5月期の連結経常利益は前の期比46.4%減の24.9億円に落ち込んだものの、続く21年5月期は前期比68.2%増の42億円にV字回復する見通しとなった。今期は新型コロナウイルスからの売上回復を最優先課題とし、既存店売上高12.9%増を計画。生産のアセアンシフトで低価格・高品質商品の供給体制を強化するほか、好調なEC事業の拡大に注力する。
  同時に、今期の年間配当は前期比10円減の30円に減配する方針とした。

 HIOKI <6866>   ★上期経常を一転微増益に上方修正
 ◆20年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の12億円→16.7億円に39.2%上方修正。従来の27.9%減益予想から一転して0.3%増益見通しとなった。6月5日に下方修正した数値を再度見直した。5G(第5世代移動通信システム)関連の設備投資増加や中国経済の回復で、計測器の販売が想定より伸びる。

 ダイコー通産 <7673>   ★今期経常は11%増で3期連続最高益、2円増配へ
 ◆20年5月期の経常利益(非連結)は前の期比5.3%増の7.5億円で着地。続く21年5月期も前期比10.7%増の8.3億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は4K・8K放送の普及や5G関連設備投資の加速、防災無線デジタル化の継続を背景に、光ケーブルなどネットワーク商品の販売が伸びる。
  併せて、今期の年間配当は前期比2円増の37円に増配する方針とした。

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