【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … エヌピーシー、プロパスト、ＡＴＡＯ　(7月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　インタライフ <1418>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の3.6億円に急拡大し、通期計画の3.5億円に対する進捗率が104.3％とすでに上回り、さらに5年平均の79.1％も超えた。

★No.2　ジェーソン <3080>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の7.3億円→10.5億円(前期は7.8億円)に43.8％上方修正し、一転して33.1％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　エヌピーシー <6255>
　20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の連結経常利益は前年同期比34.9％増の3.6億円に拡大したが、通期計画の7.8億円に対する進捗率は46.9％にとどまり、5年平均の83.9％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1418> インタライフ 　ＪＱ 　 +28.96 　　7/13　　　1Q　　　123.93
<3080> ジェーソン 　　ＪＱ 　 +14.22 　　7/13　　　1Q　　　114.40
<6255> エヌピーシー 　東Ｍ 　 +10.53 　　7/13　　　3Q　　　 34.93
<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｍ　　 +9.02 　　7/13　　　1Q　　　-74.24
<4440> ヴィッツ 　　　東Ｍ　　 +8.84 　　7/13　　　3Q　　　 20.69

<7928> 旭化学 　　　　ＪＱ　　 +2.29 　　7/13　　　3Q　　　-75.95
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 +2.17 　　7/13　本決算　　　-26.76
<9661> 歌舞伎 　　　　東２　　 +0.77 　　7/13　　　1Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース