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【市況】30日の株式相場見通し=反発、FOMC通過後の米株高に追随

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京株式市場は買い優勢の展開となり、日経平均株価は5日ぶりに反発に転じそうだ。2万2000円台半ばから後半をうかがう展開が想定される。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が揃って反発したが、注目されたFOMCではゼロ金利政策や資産購入などの緩和的金融政策の現状維持を決めており、これがマーケット心理に安心感を与えた。東京市場でも日経平均は4連休前の前週から4営業日連続で水準を切り下げており、足もとは値ごろ感から主力株中心に買い戻しの動きが強まりそうだ。ただ、買い一巡後は上値が重い可能性もある。米中摩擦への懸念がくすぶるほか、外国為替市場でここドル安、円高含みで推移していることは輸出セクターなどに逆風材料となる。

 29日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比160ドル29セント高の2万6539ドル57セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同140.851ポイント高の1万542.943だった。

 日程面では、6月の商業動態統計、2年国債の入札など。海外では4~6月期独GDP、4~6月期米GDPなど。

出所:MINKABU PRESS

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