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【市況】東京株式(前引け)=続落、円高など嫌気し商いも超閑散

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日124円32銭安の2万2972円43銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は4億6037万株、売買代金概算は7964億4000万円。値上がり銘柄数は754、対して値下がり銘柄数は1315、変わらずは93銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちで方向感を欠いたほか、外国為替市場でドル安・円高が進んだこともあって買い手控えムードとなった。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念に加え、米中摩擦の激化に対する警戒感が強い。先物を絡めたインデックス売りも全体の地合いを悪くした。前場の売買代金は8000億円を下回るなど閑散商状が際立っている。

 個別ではソニー<6758>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。村田製作所<6981>が値を下げ、日立製作所<6501>も下落した。グレイステクノロジー<6541>が急落、ビジョン<9416>、ユナイテッドアローズ<7606>なども安い。半面、任天堂<7974>が堅調、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>なども買い優勢。オイシックス・ラ・大地<3182>は連日のストップ高。ダントーホールディングス<5337>が物色人気となり、ベルー<9997>も大幅高に買われた。エムアップホールディングス<3661>も商いを伴い値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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