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【材料】オリンパスが3日ぶり反落、内視鏡の一部製品を自主回収

オリンパス <日足> 「株探」多機能チャートより
 オリンパス<7733>は3日ぶりに反落している。この日の正午ごろ、同社が販売した気管支ビデオスコープ「OLYMPUS BF TYPE Q180」(BF-Q180)及び胆道ファイバースコープ「OLYMPUS CHF TYPE CB30S」(CHF-CB30S)の自主回収を発表しており、業績への影響を警戒した売りが出ているようだ。

 同社が自主調査を行った結果で、BF-Q180が同社の他の内視鏡製品と比較して感染症のリスクが高まる可能性があると判断。また、CHF-CB30Sは検査中の部品残遺・重症化(要手術など)の可能性があるとしている。回収に伴う費用は精査中で、21年3月期第2四半期で約50億円を売上原価に引当金として計上する見込み。なお、21年3月期連結業績予想は引き続き未定としている。

出所:MINKABU PRESS

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