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【市況】東京株式(前引け)=反落、連休中の欧米株波乱受けリスク回避

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前営業日比139円97銭安の2万3220円33銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億6546万株、売買代金概算は1兆3496億円。値上がり銘柄数は630、対して値下がり銘柄数は1483、変わらずは61銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスク回避の動きが優勢となり日経平均は反落となった。連休期間中に欧米株市場が波乱含みに売り込まれたことを受け、主力株中心に買いが手控えられた。欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大していることで世界景気への影響を懸念する売りに押された。値下がり銘柄数は全体の7割近くを占めたが、押し目に買い向かう動きも観測され、商いは増勢で前場の売買代金は1兆3000億円を上回った。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、ソニー<6758>も売りに押された。キーエンス<6861>が値を下げ、武田薬品工業<4502>も下落した。第一稀元素化学工業<4082>が急落、ディップ<2379>、日本板硝子<5202>なども大きく売られた。半面、任天堂<7974>が堅調、チェンジ<3962>が活況高となったほか、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢。ワタベウェディング<4696>、ソルクシーズ<4284>がストップ高カイ気配、ビーグリー<3981>も一時値幅制限いっぱいに買われた。ダントーホールディングス<5337>も物色人気で一時ストップ高となった。

出所:MINKABU PRESS

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