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【市況】東京株式(前引け)=小幅続落、薄商いで朝高後に軟化

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前営業日比32円74銭安の2万3525円95銭と小幅続落。前場の東証1部の売買高概算は4億1949万株、売買代金概算は8951億8000万円。値上がり銘柄数は717、対して値下がり銘柄数は1349、変わらずは103銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は日経平均が高く始まったものの寄り後は漸次水準を切り下げる展開を強いられ、開始40分あまりでマイナス圏に沈んだ。前日の米株高を受け取引開始直後はリスク選好の流れにあったが、外国為替市場で円高傾向にあることや前日の原油市況の急落などが、マイナス材料として働いた。今月下旬から本格化する国内企業の決算発表を控え、買いポジションを調整する売りが優勢となっている。ただ、下値に対する抵抗力も発揮し下げ幅は限定的となっている。売買代金は9000億円を下回るなど低調。

 個別では任天堂<7974>が堅調、トヨタ自動車<7203>もしっかり。ファナック<6954>、SMC<6273>などが買いを集めた。GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>が物色人気となったほか、SUMCO<3436>も高い。エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>、日本電波工業<6779>などが大幅高。半面、ソフトバンクグループ<9984>が大商いもやや売りに押される展開、チェンジ<3962>が軟調。武田薬品工業<4502>も冴えない。三櫻工業<6584>が大幅安、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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