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【市況】16日の株式相場見通し=一進一退、新型コロナ感染再拡大への警戒感くすぶる

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京株式市場は、強弱感が対立し日経平均は一進一退の展開となりそうだ。欧州で新型コロナウイルスの感染者が再拡大するなか、経済活動規制による景気への影響が懸念される状況にあるほか、米国でも感染者数が増加傾向をたどっていることが嫌気されている。前日の欧州株市場では軒並み主要株指数が大幅安となった。また、米国株市場でもNYダウが一時300ドルを超える下げをみせるなど波乱含みの値動きとなったが、追加経済対策への期待感からその後一貫して下げ幅を縮小した。東京市場では買い手掛かり材料不足ながら、米国株が強さを発揮したことから下値では値ごろ感からの押し目買いが入り、底堅さを発揮しそうだ。

 15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比19ドル80セント安の2万8494ドル20セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は、同54.858ポイント安の1万1713.871だった。

 日程面では、きょうはジャスダック市場にアースインフィニティ<7692>が新規上場する。海外では、9月の米小売売上高、9月の米鉱工業生産指数、10月の米ミシガン大学消費者態度指数(速報値)など。

出所:MINKABU PRESS

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