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【材料】ソニーがカイ気配スタート、ゲーム事業の見通し引き上げ21年3月期業績予想を上方修正

ソニー <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソニー<6758>がカイ気配スタートとなっている。28日の取引終了後、21年3月期連結業績予想について、売上高を8兆3000億円から8兆5000億円(前期比2.9%増)へ、営業利益を6200億円から7000億円(同17.2%減)へ上方修正したことが好感されている。

 アドオンコンテンツを中心としたゲームソフトウェア販売見込みを上方修正したほか、プレイステーションプラスの増収の影響などでゲーム事業の見通しを上方修正したことが主な要因。また、音楽制作におけるストリーミング配信売り上げの増加に加えて、映像メディア・プラットフォームにおけるモバイル機器向けゲームアプリケーションの好調及びアニメ事業売り上げの増加を見込み、音楽事業の見通しを引き上げたことも寄与する。なお、純利益は、日本の連結納税グループにおける相当部分の繰延税金資産に対する評価性引当金を取り崩した結果、法人税等を減額したことで、5100億円の減益予想から一転、8000億円(同37.4%増)の増益へと上方修正している。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4兆824億円(前年同期比0.9%増)、営業利益5461億5900万円(同7.1%増)、純利益6928億8500万円(同2.0倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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