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【市況】27日の株式相場見通し=売り先行か、米株休場で手掛かり材料難

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京株式市場は、方向感の定まりにくい展開ながら売り優勢の地合いが想定される。前日の米国株市場が休場だったこともあり手掛かり材料に欠けるが、欧州株市場ではやや軟調な展開だった。日経平均は前日まで3連騰でこの間に1000円強の上昇をみせており、目先利益確定売り圧力が働きやすい。国内外で新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感も高まっており、週末要因も考慮すると上値は重そうだ。一方、世界的な金融緩和期待を背景に、押し目買いニーズも強く下値は限られる。26日の米株式市場は感謝祭の祝日のため休場だった。

 日程面では、11月の都区部消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、2年物国債の入札も行われる。またIPOが1件あり、東証マザーズ市場にクリーマ<4017>が新規上場する。海外では、1~10月の中国工業企業利益。米国ではブラックフライデー。

出所:MINKABU PRESS

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