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【市況】日経平均は185円高でスタート、ソフトバンクGや日本電産などが堅調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 26830.10 (+185.39)
TOPIX  : 1789.92 (+3.40)


[寄り付き概況]

 30日の日経平均は前週末比185.39円高の26830.10円と5営業日続伸でスタート。27日の米国株式相場でダウ平均は37.90ドル高の29910.37ドル、ナスダックは111.44ポイント高の12205.85ポイントで取引を終了。トランプ大統領が来週にも新型コロナウイルスワクチン供給が可能となる可能性に言及したため寄り付きから上昇した。

 感謝祭当日の小売り各社オンライン売り上げが過去最高規模を記録した他、政局不透明感の後退も手伝った。史上最高値付近では利益確定売りも続き一時下落に転じるも概ね堅調に推移。ナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の26775円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日の日経平均は買いが先行。予想通りながら、米国の年末商戦におけるネット通販の売上好調が伝わっていることもあり、買い安心感につながっている他、ワクチン供給への思惑も引き続き高まりやすい。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、日本電産<6594>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、村田製作所<6981>、エムスリー<2413>、レーザーテック<6920>などが堅調。業種別では、情報通信、金属製品、海運などが上昇率上位に。一方、保険業の下げが目立つ。

《FA》

 提供:フィスコ

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