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【市況】8日の株式相場見通し=続落か、利食い優勢も下値抵抗力発揮

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は、売り買い交錯のなかも日経平均はやや売りに押される展開か。前日の米国株市場では追加経済対策の早期成立への期待感がやや後退、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況を嫌気してNYダウが反落した。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸し過去最高値を更新している。東京市場では前日に利益確定売りに押される展開を余儀なくされたが、引け味が悪く依然売り圧力は残る。一方で流動性に支えられた相場環境は継続しており、巣ごもり関連株などの押し目買いを背景に下値抵抗力も発揮しそうだ。週末のメジャーSQ算出を控え、先物主導で不安定な動きとなりやすく、前日同様にアジア株市場や米株価指数先物の動きに左右されそうだ。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比148ドル47セント安の3万69ドル79セントと反落。ナスダック総合株価指数は同55.714ポイント高の1万2519.946だった。

 日程面では、きょうは11月の景気ウォッチャー調査、7~9月期GDP改定値、10月国際収支など。海外では12月のZEW独景気予測指数、7~9月期ユーロ圏実質GDP確報値など。フィリピン市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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