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【市況】日経VI:低下、下値不安後退し再び保合い相場想定か

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.45pt(低下率2.29%)の19.18ptと低下した。なお、高値は19.64pt、安値は19.14pt。今日の東京株式市場で日経225先物は概ね小動きとなった。今週に入り、新型コロナウイルス変異種の感染拡大が懸念され、日経平均が下押す場面があったが、その後は25日移動平均線を下支えとして底堅く推移しており、下値不安が後退し、市場では再び保合い相場を想定しているようだ。こうした動きや心理を映し、今日の日経VIは概ね水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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