【特集】決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … カイノス、ＰＣＡ、鉱研工業　(1月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月22日から25日の決算発表を経て26日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　カイノス <4556>
　21年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.7％減の5.2億円に減り、通期計画の6.5億円に対する進捗率は5年平均の91.4％を下回る81.4％にとどまった。

▲No.3　ＰＣＡ <9629>
　21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比39.4％減の15.5億円に落ち込み、通期計画の20.5億円に対する進捗率は5年平均の78.4％を下回る75.6％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4556> カイノス 　　　ＪＱ　　 -8.02 　　1/25　　　3Q　　　 -5.70
<6297> 鉱研工業 　　　ＪＱ　　 -7.06 　　1/25　　　3Q　　　　4.93
<9629> ＰＣＡ 　　　　東１　　 -1.83 　　1/25　　　3Q　　　-39.44

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース