【市況】ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金2633億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.6％減の2633億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同23.5％減の2157億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> など76銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> など16銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> は6.08％安と大幅に下落。

　日経平均株価が117円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1256億8900万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1127億3600万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が239億7300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が205億6100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が116億3300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が104億7900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が83億6500万円の売買代金となった。

株探ニュース