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【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、米株堅調を受け上値指向

 15日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比142円高の2万9662円と反発。

 前週末の米国株市場ではNYダウが小幅ながら続伸したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も高く引け、両指数いずれも過去最高値を更新している。ワクチン接種が急速に進んでおり、経済活動が正常化することへの期待感が強まっている。バイデン新政権が打ち出す大型の追加経済対策に対する思惑も株価の強調展開を後押ししており、恐怖指数とも呼ばれる米VIX指数は、約1年ぶりに20を下回った。これを受けて東京市場も主力株をはじめ総じて買い優勢の地合い。国内企業の決算発表では想定以上に上方修正の動きが目立っていることもあり、市場のセンチメントは前週に続いて強気に傾いている。もっとも日経平均3万円大台を前に目先利益確定売り圧力も意識され、きょうの段階では上げ幅も限られそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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