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【市況】マザーズ先物見通し:反発、投げ一巡から底堅い値動き

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は反発が予想される。5日の米国市場は2月雇用統計の予想を上回る改善を受けて寄り付き直後、上昇した。しかし、長期金利の急伸を警戒したハイテクの売りに拍車がかかると、ダウも下落に転じた。安値では、1.9兆ドル規模の追加経済対策が速やかに成立する可能性があること、いくつかの州が来週からパンデミック対策の規制緩和を計画していることから経済活動の再開を期待した買いが支えた。行き過ぎ感から利回りも低下に転じると、ダウ、ナスダックは上昇。引けにかけて上げ幅を拡大した。本日のマザーズ先物は米国市場が上昇したことや、ナイトセッションがプラスで終了した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。紙の領収書が即時の廃棄が可能となる税制改正で電子化が加速すると日本経済新聞社が報じている。このことから、時価総額上位のフリー<4478>やラクス<3923>などクラウド会計関連銘柄が相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートでは先週末の金曜日に大きな下髭をつけ、ボリンジャーバンドでマイナス3σまで下落しており、投げ一巡から底堅い値動きが期待されよう。本日の上値のメドは1220.0pt、下値のメドは1150.0ptとする。
《FA》

 提供:フィスコ

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