【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … Ｊフロント、Ｓａｎｓａｎ、吉野家ＨＤ　(4月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　リテールＰＡ <8167>
　21年2月期の連結経常利益は前の期比77.9％増の92.7億円に拡大したが、22年2月期は前期比32.1％減の63億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.3　東名 <4439>
　21年8月期の連結経常利益を従来予想の9億7900万円→3億6700万円(前期は9億2300万円)に62.5％下方修正し、一転して60.2％減益見通しとなった。

▲No.7　コシダカＨＤ <2157>
　21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の連結経常損益は24.2億円の赤字(前年同期は52.3億円の黒字)に転落し、従来の19億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3678> メディアドゥ 　東１　　 -8.48 　　4/13　本決算　　　　3.68
<8167> リテールＰＡ 　東１　　 -6.96 　　4/13　本決算　　　-32.10
<4439> 東名 　　　　　東１　　 -5.72 　　4/13　　上期　　　-50.20
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東１　　 -5.42 　　4/13　　　3Q　　　491.36
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東１　　 -5.33 　　4/13　本決算　　　 34.57

<2722> アイケイ 　　　東１　　 -4.35 　　4/13　　　3Q　　　109.14
<2157> コシダカＨＤ 　東１　　 -4.15 　　4/13　　上期　　　　赤転
<2882> イートアンド 　東１　　 -3.88 　　4/13　本決算　　　　　－
<7601> ポプラ 　　　　東１　　 -3.86 　　4/13　本決算　　　　赤拡
<3086> Ｊフロント 　　東１　　 -3.71 　　4/13　本決算　　　　黒転

<9740> ＣＳＰ 　　　　東１　　 -3.58 　　4/13　本決算　　　　0.28
<9861> 吉野家ＨＤ 　　東１　　 -3.18 　　4/13　本決算　　　　黒転
<2726> パルＨＤ 　　　東１　　 -3.12 　　4/13　本決算　　　574.90
<8289> オリンピック 　東１　　 -2.57 　　4/13　本決算　　　-12.51
<9602> 東宝 　　　　　東１　　 -2.46 　　4/13　本決算　　　 38.46

<6217> 津田駒 　　　　東１　　 -2.07 　　4/13　　　1Q　　　　赤拡
<7445> ライトオン 　　東１　　 -0.84 　　4/13　　上期　　　200.48
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東１　　 -0.52 　　4/13　本決算　　　 42.72
<3501> 住江織 　　　　東１　　 -0.49 　　4/13　　　3Q　　　-45.25

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース