【材料】ラックの21年3月期業績は営業利益が計画上振れで着地
ラック <日足> 「株探」多機能チャートより
セキュリティーソリューションサービス事業(SSS事業)で、製品販売は想定を下回ったものの、年度末にかけて需要が拡大する教育・訓練サービスや診断サービスがセキュリティー意識の高まりから想定以上に伸長したほか、悪質なサイバー攻撃の増大により緊急対応サービスが拡大するなど、サービス関連の伸長が利益を押し上げた。また、販売・管理費抑制の効果も寄与した。なお、純利益は長期滞留仕掛品評価損12億4800万円を特別損失として計上したことから、10億円から3億円(同72.5%減)へ下振れたとした。
出所:MINKABU PRESS