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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は先物中心限月で一時14.78倍まで低下


 日経225先物は11時30分時点、前日520円安の2万7620円(-1.84%)前後で推移。寄り付きは2万7800円とシカゴ先物清算値(2万7745円)にサヤ寄せする形からのギャップスタートとなった。その後もじりじりと下落幅を広げる弱い値動きが続き、前引け間際には一時2万7530円まで軟化。ランチタイムではやや下げ渋る動きを見せており、2万7600円を挟んだ狭いレンジで推移している。

 インフレ懸念を嫌気した米国市場の下落影響により、朝方は指数インパクトの大きい値がさ株が軒並みウリ気配から始まり、日経平均株価の重荷となった。この影響からNT倍率は先物中心限月で一時14.78倍まで低下するなど、NTショートの売買に向かわせている。

 なお、グローベックスの米株先物は小幅ながらNYダウ先物、ナスダック100先物いずれも上昇して推移しているほか、前日の下落要因の一つだった台湾加権指数も小幅な調整にとどまっている。明確なボトム形成は確認できていないものの、後場は落ち着きどころを探る展開から、やや下げ渋る動きが想定されそうだ。

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