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【材料】大有機がカイ気配スタート、21年11月期業績及び配当予想を上方修正

大有機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大阪有機化学工業<4187>がカイ気配スタートとなっている。前週末21日の取引終了後、21年11月期の連結業績予想について、売上高を307億4000万円から340億円(前期比18.5%増)へ、営業利益を45億5000万円から58億円(同30.6%増)へ、純利益を33億1600万円から44億円(同32.8%増)へ上方修正し、中間・期末各24円の年48円を予定していた配当予想を各25円の年50円に引き上げると発表したことが好感されている。

 自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用を中心に化成品事業の販売が回復していることに加えて、半導体材料や表示材料などの電子材料事業の需要が好調に推移していることが要因としている。

 同時に、金沢工場(石川県白山市)に約45億円を投じて半導体関連材料の新規設備を建設すると発表した。フォトレジストの需要増加に対応するためで、22年1月に着工し、23年4月の操業開始を予定している。

出所:MINKABU PRESS

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