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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物の限月間スプレッドは一時マイナス43まで上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日600円高の2万9130円(+2.10%)前後で推移。寄り付きは2万8940円と、シカゴ先物清算値(2万8850円)を上回るギャップアップで始まり、開始直後につけた2万8900円を安値に上昇幅を拡大。現物の寄り付き時点で2万9000円を回復すると、前場半ばには2万9140円まで上昇幅を広げている。

 MSCIのリバランス通過で需給面での重荷が除かれ、断続的なインデックス買いによって指数が押し上げられている。節目の2万9000円をあっさりクリアしたことで、ショートカバーの動きも強まったようだ。前引けにかけての一段の上昇によって75日移動平均線に迫ってきており、いったんは達成感が意識されやすいところではある。しかし、グローベックスの米株先物が堅調な値動きで推移しているほか、日経225先物の限月間スプレッドは一時マイナス43まで上昇してきており、先高期待から押し目買い意欲は強そうだ。なお、NT倍率は14.98倍まで上昇した後は横ばいで推移している。

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