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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 今仙電機、システムディ、フジコーポ (7日大引け後 発表分)

今仙電機 <日足> 「株探」多機能チャートより

 7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 今仙電機 <7266>   ★非開示だった今期経常は17億円の黒字に浮上、5円増配へ
 ◆非開示だった22年3月期の連結経常損益は17.6億円の黒字(前期は5.8億円の赤字)に浮上する見通しとなった。半導体供給不足の影響があるものの、前期に新型コロナウイルス感染拡大による大きな打撃を受けた上期を中心に自動車部品の販売が回復する。為替レートは1ドル105円を想定。
  併せて、今期の年間配当は20円(前期は15円)実施する方針とした。

 システムディ <3804> [JQ]  ★上期経常を46%上方修正
 ◆21年10月期上期(20年11月-21年4月)の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.8億円に46.2%上方修正。減益率が41.5%減→14.4%減に縮小する見通しとなった。パッケージソフトの高品質化やストックビジネスの推進に加え、販管費や外注費などのコスト見直しを進めたことが奏功し、採算が大きく改善した。

 フジコーポ <7605>   ★今期経常を14%上方修正・最高益更新へ
 ◆21年10月期上期(20年11月-21年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比35.1%増の30.9億円に拡大し、従来予想の25.5億円を上回って着地。全国的な降雪を受けてスタッドレスタイヤの需要が増加したほか、新型コロナウイルス感染拡大の長期化による外出自粛で通信販売が伸び、21.1%の大幅増収を達成したことが寄与。
  併せて、通期の同利益を従来予想の37億円→42億円に13.5%上方修正。増益率が4.8%増→19.0%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

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