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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 高値保ち合いなら引けにかけてショートカバーの動きが強まる公算も


 日経225先物は11時30分時点、前日比760円高の2万8780円(+2.71%)前後で推移。寄り付きは2万8700円と、シカゴ先物清算値(2万8690円)にサヤ寄せする形でギャップアップから始まった。買い一巡後は2万8600円を挟んだ保ち合いから、いったんは2万8490円まで上昇幅を縮める場面も見られた。しかし、前場半ば辺りから再び買いの勢いが強まり、前引けにかけて2万8800円を回復している。

 日経225先物は買い一巡後は戻り待ちの売りに押される場面も見られたが、2万8500円水準での底堅さから短期筋のショートカバーを誘発した格好となった。これにより、上値抵抗として意識されていた5日、25日移動平均線を突破している。ランチタイムにおいても高値圏で推移しており、レバETFによる調整買いなどの思惑にもつながりやすいだろう。また、グローベックスの米株先物がプラス圏で推移しているほか、パウエルFRB議長証言を控えていることもあり、ショートは仕掛けづらい。高値圏での保ち合いが続くようだと、引けにかけてショートカバーの動きがさらに強まる可能性はありそうだ。

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