市場ニュース

戻る
 

【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月12日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、前週末のNYダウが大幅上昇した流れを映して、寄り付き値で大きく上離れて始まる公算です。

 本日の上げは、7月9日の安値が底値となった後の上昇か、下降途中の一時的な動きのどちらかだと考えられます。

 下降途中の一時的な反発で終わるなら、目先は、6月21日以降の反発調と同程度の値幅の上げとなる2万8798円前後が上値の限界となって、本日中に上値を抑えられる動きになる公算です。

 底値をつけた後の上げ場面へ入っているなら、現在は、勢いの強い上昇の流れへ入っていると考えられるため、本日、寄り付き後の価格が下げても、下げ幅が限られて、明日以降、上昇を継続する動きになると考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

 ⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日の朝)をお読みいただけます!

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均