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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月19日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、前週末のNYダウが下落した流れを映して、寄り付き値が下放れて、2万8000円以下の値位置から始まる公算です。

 6月21日、7月9日など、本年1月末以降の価格は、2万8000円以下へ下げると、強く下値を支えられる動きになっています。

 現在もこの動きを継続中なら、本日は、2万8000円以下へ下げた後、強く下値を支えられる動きがあらわれて、2万8000円以上の値位置で引ける展開になると考えられます。

 本日、2万8000円以下で下値堅く推移する場合、その動きは、2月16日以降がもちあいの動きである可能性を示します。

 レンジ下限で下値を支えられる動きを経過しているので、目先は、勢いの強い上昇場面になる可能性が出てきます。

 現在が下降の流れの途中なら、目先は、本年の最安値となる1月6日の安値2万7002円を目指す動きになると考えられます。

 本日は、7月9日の安値2万7419円を目指す動きになって、陰線引けすると考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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