【特集】決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 信越化、マクアケ、サイバトラス　(7月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　マクアケ <4479>
　21年9月期の連結経常利益を従来予想の6.1億円→3億円(前期は5.1億円)に49.9％下方修正し、一転して39.6％減益見通しとなった。

▲No.3　両毛システム <9691>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3500万円の赤字(前年同期は1億5900万円の黒字)に転落した。

▲No.5　タツタ <5809>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の41億円→37億円(前期は36.2億円)に9.8％下方修正し、増益率が13.0％増→2.0％増に縮小する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6337> テセック 　　　ＪＱ 　 -17.89 　　7/27　　　1Q　　　　黒転
<4479> マクアケ 　　　東Ｍ 　 -17.42 　　7/27　　　3Q　　　-62.26
<9691> 両毛システム 　ＪＱ 　 -14.83 　　7/27　　　1Q　　　　赤転
<9267> Ｇｅｎｋｙ 　　東１　　 -8.10 　　7/27　本決算　　　　3.01
<5809> タツタ 　　　　東１　　 -6.61 　　7/27　　　1Q　　　　1.85

<7299> フジオーゼ 　　東２　　 -5.69 　　7/27　　　1Q　　　　黒転
<6436> アマノ 　　　　東１　　 -4.32 　　7/27　　　1Q　　 1268.24
<4498> サイバトラス 　東Ｍ　　 -3.81 　　7/27　　　1Q　　　　　－
<9909> 愛光電気 　　　ＪＱ　　 -3.23 　　7/27　　　1Q　　　　黒転
<4765> Ｍスター 　　　東１　　 -2.77 　　7/27　　　1Q　　　 19.49

<2664> カワチ薬品 　　東１　　 -1.69 　　7/27　　　1Q　　　-37.39
<7466> ＳＰＫ 　　　　東１　　 -1.50 　　7/27　　　1Q　　　 95.57
<8060> キヤノンＭＪ 　東１　　 -1.44 　　7/27　　上期　　　 29.23
<8818> 京阪神ビル 　　東１　　 -0.92 　　7/27　　　1Q　　　-44.23
<8218> コメリ 　　　　東１　　 -0.78 　　7/27　　　1Q　　　-15.99

<6798> ＳＭＫ 　　　　東１　　 -0.73 　　7/27　　　1Q　　　　黒転
<4063> 信越化 　　　　東１　　 -0.51 　　7/27　　　1Q　　　 37.37
<8628> 松井 　　　　　東１　　 -0.49 　　7/27　　　1Q　　　　2.27
<6023> ダイハツデ 　　東２　　 -0.20 　　7/27　　　1Q　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース