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【材料】ファイア・アイが決算受け大幅安 アナリストからの投資判断引き下げも=米国株個別

 サイバーセキュリティのファイア・アイ<FEYE>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を大きく下回ったほか、第3四半期についても冴えない見通しを示した。

 今回の決算を受けて、アナリストからの投資判断引き下げが伝わっている。「既存ベースのビリング(未収請求を考慮した売上高)は良好だったものの、非継続事業と開示変更に伴なう償却が数多くあった。同社の経常収益に関するガイダンスは、成長が第2四半期の19%から、下半期に20%半ばまで加速することを想定しているが、実際に証拠を見るまでは信じられない」と指摘した。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.09ドル(予想:0.09ドル)
・売上高:1.14億ドル(予想:2.49億ドル)
・粗利益率(調整後):59.0%(予想:72.4%)
・営業利益率:-26%
・研究開発費:4090万ドル

(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.05~0.07ドル(予想:0.11ドル)
・売上高:1.18~1.22億ドル(予想:2.57億ドル)

(NY時間14:36)
ファイア・アイ<FEYE> 16.81(-3.29 -16.35%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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