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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ショートカバーが強まり2万7500円に接近


 日経225先物は11時30分時点、前日比440円高の2万7450円(+1.62%)前後で推移。寄り付きは2万7230円とシカゴ先物清算値(2万7260円)にサヤ寄せして始まった。寄り付き直後に2万7190円まで上昇幅を縮める場面が見られたものの、ハンセン指数の強い動きが支援材料となり、リバウンド基調を強めて、一時2万7480円まで上げ幅を広げている。

 225先物は朝方こそ、52週移動平均線水準で強弱感が対立する動きも見られたものの、足元で調整が強まっていたトヨタ<7203>が買われており、安心感につながったようだ。また、ハンセン指数は2.0%を超える上昇を見せているほか、グローベックスの米株先物も強い動きとなるなか、ショートカバーが強まった。節目の2万7500円接近で短期的には戻り一巡感が意識されるだろうが、高止まりで推移するようだと、25日線水準までのリバウンド期待も高まりやすい。NT倍率は先物中心限月で14.33倍と横ばいで推移しており、方向感は出ていない。

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