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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行9月理事会議事要旨などに注目


■軟調推移、早期利上げの思惑後退

今週の豪ドル・円は軟調推移。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は「利上げの条件は2024年より前には満たされない」との見通しを改めて示し、豪ドル売りになった。首都キャンベラ地域の都市封鎖措置が延長されたことや、8月の雇用統計で全体の雇用者数が予想以上に減少したことも豪ドル売り材料となった。取引レンジ:79円75銭-81円15銭。

■弱含みか、豪準備銀行9月理事会議事要旨などに注目

来週の豪ドル・円は弱含みか。9月21日に豪準備銀行(中央銀行)の9月理事会議事要旨が公表される。緩和縮小ペースの減速や弱気な経済見通しなどが再確認され、豪ドル売りになる可能性がある。また、豪ビクトリア州メルボルンの都市封鎖は10月以降も継続される可能性があることも、豪ドル売り材料になるとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行9月理事会議事要旨

予想レンジ:78円80銭-80円80銭

《FA》

 提供:フィスコ

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