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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経平均型に売りが集中、NT倍率は14.26倍に低下


 日経225先物は11時30分時点、前日比360円安の2万8510円(-1.24%)前後で推移。寄り付きは2万8460円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8730円)を大きく下回って始まり、一時2万8370円まで下げ幅を拡大する場面がみられた。売り一巡後は2万8670円とナイトセッションの終値(2万8690円)水準で下げ渋るものの戻りは鈍く、前場半ば以降は2万8500円~2万8600円水準での保ち合いを続けている。

 週末の米国市場の流れから売り優勢の展開は想定されていたが、日経平均型に売りが集中する格好から下落幅を拡大させるなど、ややイレギュラー的な動きに。この影響により、NT倍率は先物中心限月で14.35倍で始まった後に、一時14.26倍まで低下した。チャート形状では9月相場同様、75日移動平均線に上値を抑えられる形状。

 また、日経225先物は75日線水準まで下落した後は下げ渋りをみせており、引き続き75日線を支持線とする一方で、25日線が上値抵抗線として意識される格好でのレンジ推移になりそうだ。

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