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【材料】旭化成が後場下げ幅拡大、22年3月期業績予想を上方修正も材料出つくし

旭化成 <日足> 「株探」多機能チャートより
 旭化成<3407>が反落し、後場に入って下げ幅をやや拡大している。同社は午後0時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高を2兆3750億円から2兆4530億円(前期比16.5%増)へ、営業利益を1900億円から2131億円(同24.1%増)へ、純利益を1550億円から1855億円(同2.3倍)へ上方修正すると発表したが、材料出つくしとみる投資家の売りが優勢となっているようだ。

 あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は1131億4400万円(前年同期比47.4%増)だった。上期は売上高、営業利益、四半期純利益のすべてで過去最高を更新しており、「マテリアル」の回復に加え、「ヘルスケア」も人工呼吸器の販売数量減少を補い、前年同期並みを維持した。通期についても、半導体関連の電子材料製品や石化製品市況が想定以上に好調に推移した「マテリアル」をはじめとして、全セグメントにおいて上期業績が想定を上回っていることなどから、業績予想を上方修正するとしている。

出所:MINKABU PRESS

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